455147a0.bmp遅れた分は絶対に取り戻す!!!!!

当たり前の事ですが、遅れた分は取り返します。
よくよく考えたらレースが終わってから転んで風邪ひいて、こじらせて寝込んでと、いい事無かったです、10日間何処かに宇宙に行っていたようなものです(笑)
自分でもこのような健康事態にこんな長い時間陥った事がなくて、「あれ?俺ってこんなに弱かったっけ??」と正直かなり自信喪失していました、、でも今日ランニング、筋トレ、水泳をしてきてそつなくこなせてその遅れを十分取り戻すことができると確信いたしました!!やったるで〜って感じです!!
回復度は70パーセントでまだ少し鼻声で咳は出ますが、完調になった時には今まで以上にって感じです!
筑波は忙しいコースです!腕力に物を言わせてS字コーナを切り返します!

とはいえ、無茶するつもりはありません!昨年のようにこんな事になったら嫌なんで(笑)


レースまでの22日間突っ走りますがしっかりと足場を固めて一歩一歩前進していきます。

ところで、このBMW S1000RRというマシン、、凄いのが出ましたね!!
完璧にスーパースポーツでは無いですか!!!待ってました!!というところですね!これ見た瞬間震えが来ましたww
bmw過去に黒川さんのお手伝いでBMWチーム鈴鹿8時間耐久レースのお手伝いをした事があります、そこでBMWに情熱をもった沢山の素晴らしい方々と出会いました。
でも、やっぱりエンジンレイアウトの問題もあって、他のマシンに比べて戦闘力が劣るのは認めざるえなくて、、、でもこれならば十分CBRやGSX-Rに対抗できそう!!!
その人達がこのマシンを見てニンマリしているのが目に浮かびます(笑)

これはスーパーバイクが面白くなってきましたね!
そして8耐にも出てこないかな〜

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6ab49508.jpg今日、ジムに行ってきて有酸素運動をしました、やはり多少頭がガンガンしましたが汗をかいてきました。
確実に元気になってきています。月曜日なんかはゴミ袋2つ持ってゴミ出しに行っただけで吐きそうになってましたからね(笑)

「風邪で遅れた分以上取り返す!」そんな気持ちでこれから筑波のレースまで1カ月間、集中して行きます!
明日のテストをキャンセルしたのであと1回SUGO2日間しかありません、その状態の中でも目的意識を持ってベストを尽くすこが出来れば十分勝負できると思っています!

ラップタイムを上げる!レースで上位を走る!という事に対してレースマシンに乗ってテストすることばかりではないと思います。
まだまだこのライダー中山真太郎にはぬけぬけな部分がありますので、その不足部分を補えばテスト以上にポジティブな効果が出ると思います!

僕自身、前回レースで感じたメンタル面の弱さ、そして競い弱さ等は厳しいフィジカルトレーニングを積むことで自信が付き積み重なっていく事でしょう。
そして全身持久力と呼ばれる体全体の体力も鍛えようがあるというものです!
予選のアタック時のような集中力を決勝中全ラップ持続させる事が出来るような強靭な体力をつければこれもまた強力な武器です。
モトクロスに乗る事もできますし、ミニバイクにも乗れます。
ゴールデンウィークが間にありますが、その間も油断せずばっちり鍛え上げて行きます!!!

しかし、元気になるとブログがスラスラ書けます(笑)
明日目覚めた時には喉も治っている事と思います!
しゃべりまくれる時も近いです!

沢山の人にメール屋や連絡いただきました!
ご心配かけました!!!
またランキング内でも暴れます!
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苦渋の決断。

17日に筑波サーキットでホンダレーシングファミリーの走行があり、自分自身が一番期待しているレースに向けて調整する絶好の機会である事もあり、走行する予定でした。
が、しかし、今の自分のフィジカルコンデションの状態から苦渋の決断ではありますが、今回のテストをキャンセルする事にしました。
こんなことで走行をキャンセルするのはこれまでで初めてで、一番悔しいのは自分です、、、唇をかみしめる思いです。

この決断は前回のモテギのレース同様「ぶっつけ本番」を意味し、正直なところとんでもない大きなマイナスを意味します。
昔の僕ならば「走り込めばなんとでもなる!」「這ってでも走る!」と何が何でもサーキットに向かっていたと思いますが、「こういう時こそ冷静に」と走行するまでのリスクやテスト内容を考えると自分のコンデションが100パーセントでは無い時にマシンの状態を冷静につかめるか!?という部分、そして天気予報からまた雨っぽいという事でまたさらに風邪を悪化させると肺炎になると言われてしまっているので、自分に目的意識を持った熱い気持ちがあるからこそ次の21日22日のSUGOのテストに向けてしっかり体調を整えるという事に集中する事にします。

SUGOもコースのレイアウトから筑波を想定できないコースですが、それはそれで目的意識を持って走りますのでそれまでにしっかりとコンデションを整えます。

自分は何が起きても前向きに考えるたちなんですが。
さすがの僕も今回のこの風邪にはまいっています。まさに百害あって一利なしです。
まあそんな中でも一つ前向きな点を挙げれば、「風邪をなめとったらあかん!!」という事です。
今まで裸でちよろちょろ動く回ったり薄着でいたりして、あまりにも無防備過ぎました。
1週間の間起きている間、室内で出来る事はしていましたが、体を使った事は何一つ出来ませんでした。
こんなに長引いた事は初めてです。

1週間体を動かさないとこんなに筋肉が落ちるのかとビックリするくらい体の各部が緩んでいます。
昔、柔道の先生が練習を1日休んだらその分を取り戻すまで3日かかると言っていたような気がします。
1週間の遅れは3週間、、、でもこの風邪が全快すれば3倍なんて余裕で取り返します!

決勝レポート。
その前に人気blogランキングへ



ウオームアップラップでのミステイクでコースアウトしてしまった事でかなり後方から15番手の自分のグリッドに付きます。
新しい(とは言っても中古エンジンですが)エンジンでのスタートは初めてで少し心配だったんですがうまく決まり、1、2コーナーも同じ順位のまま立ち上がります、、、が案の定ストレートでヤマハのマシンが抜いていきます、計画では3コーナで進入で無理して抜く予定だったんですが先のコースアウトがあって、同じような事をしたら馬鹿だと思い思いっきりはいきませんでした。

で、4コーナーを立ち上がった時には時すもう大体順位は出てしまいます20番手あたりだったでしょうか。

武田雄一前を行くライダーはあの武田雄一選手です。
調子を崩しているのかマシンが合わないのか予選順位が悪く僕の後ろでしたがさすが百戦錬磨でいつの間にか前にいます。
見ていると、ストレートは速いですがさすがにコーナー進入が思いっきり行けていないようでしたが、そこは上手く立ち上がり重視で走っていて、なかなか前出る事が出来ません、




スタート直後2スタート直後そして、自分はというと、、人の走りを見過ぎたのか気持ちが前に前に行っているのか、フロントタイヤのフィーリングがかなり悪く、チャタリングが凄く出てしまいコーナースピードをあげれません、そうこうしているうちにペースが上がらなくなってしまい、前から離される一方でした。
自分でタイムを見ても「そんなはずでは、、」と何度も思う始末でした。

そして、我に帰り自分のペースに戻そうとするのですが、フロントの感覚が何となく変なままブレーキングでも思いっきり握れずにコーナーに対してスピードが残ってしまい。
不安感が出てしまいイライラしていまいまたミスを起こす、、、結局ブレーキングポイントを手前に持ってくる以外無い、、と悪循環でした。



出口さん出口さん2そんな中でもポイント獲得の15位という順位から変わらなかったのですが、8周目のヘアピンで大きなミスをしてしまい、バックストレートで出口さんに抜かれてしまいまいました。これは出口さんと1ポイントを争うバトルだなと思いながら走っていましたが、、そこから2周回った時に赤旗が出てしまいました。

でも周回数が少なかった事もあり、これは「再スタートかも」と思いながらピットに戻りました。結局フロントのフィーリングが悪いのでタイヤを変えよう!そういえば!!マーキング済みの新品タイヤが残っていのがあるじゃないか!!と「これは神様が降りてきた!!」とピットに戻ったのですが、、、ちょうど3分の2消化していたらしく、そこで終了という事で16位が最終順位となりました。

ポイント獲得まであと一人という事で物凄い悔しいですが、これもレース次に向けてまた鍛錬するのみ!と考え、うけいれることにします。

しかし、課題はやはり混戦の中で自分のペースが最初につかめないという事、そしてスタート直後のマシンさばきが上手くないという事。
これは毎レース課題にしている事で今回もという事で正直自分自身にガッカリです。

日頃の練習ではなかなかこのような状況を作れません、自分のメンタル面で鍛えるしかないです。やはり敵は内にありという事で自分自身を鍛えなおして行きます。

今こうしている中でもブログを書いているだけで悔しさがこみあげてきます。
15位でよかったという訳では無く、一桁でよかったという訳でも無く、なんというか順位とかでは無くて、自分が力一杯課題に向けてそれらをクリアして出しきった順位が欲しかったです。
それらが出せて16位ならそれも満足です、しかしそれらが出せれば今欲しい順位がおのずと出てくるはずです。

今回、17日のテストをキャンセルするにあたり、ネガティブなイメージがありますが、もしかして必要なのはマシンテストでは無くてこのように切迫して追い込まれた状況かもしれない、、そう自分に言い聞かせて寝る事にします。
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今週17日に筑波のテストがあります。
前回転んじゃって走っていないので当然のように行く予定でしたが今になってまず東京に一人で運転して行けるかどうかが微妙な状態です。

昨日は、風邪を引いた体の調子もだいぶ良くなったと安心していたんですが、今朝その安心は軽くぶっ飛びました。
朝から頭が痛く咳が止まらない、咳すれば喉が切れて血が出るし、熱も38.5度を下回らないですし、これこそ治りかけに油断したという感じですかね。

正直、こんなめまいがしている中でバイクに乗る事はおろか東京までの距離事故らず運転する自信も無かったものですから(汗)
何とかして治そうという事でばあちゃんに教えてもらった近所の医者に行ってきました。

で、い〜ぱいお薬を頂いてきました。
がっつり薬を飲んだのですが、やっぱり医者の薬は効くんですね。
飲んですぐさま眠くなり、寝ている最中も体中でウイルスと戦っているのが分かるくらいでした。
目覚めたらずいぶんと楽になっていました。
これは間違いなく効きそうです、でも油断は全く出来ませんので今日はもう寝ます。

前回の決勝の内容は明日書きます。

あと、今日昨年後半戦に支援して頂いた「KGテクニカル」様が今年もご支援下さるという事で昼、挨拶に行ってきました。
調子が悪くて口が上手く回らなくて失礼だったと思うのですが、社員の方々の前で少しお話できる機会があり嬉しかったです。
沢山の人の期待を背負って走るのだから自分自身の健康管理はしっかりしないといけない!!!!改めてそう思いました。
また頑張りますのでご支援ください!
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ac54d84b.JPGみんなこんなに風邪薬を継続して飲んだ事初めてです。また買いに行かなきゃいけないのか、、、
でも飲んでいるかいもあって復活近しという感じです、風邪薬と言えばたしか何かの本で読んだ記憶があるのですが、ヨーロッパ仕様の「レッドブル」はあっちの人に言わせると風邪えおひいた時に飲むそうです。「あっそういえば!」と思いついたのはいいのですがどこに売っているか分からない、、、、関東ではセブンイレブンに行けば確実にコンビニで売っていますが、北陸にはセブンイレブンが一件も無いんです。
と思っていたら、ニュースでセブンイレブンが北陸進出ですって!これは大変な事です!僕の願いが通じたのか!?(笑)

ここ数日はほとんど外出していないので家の中で色々と出来ます。
案外と「外に出よう」という雑念が無く落ち着いて仕事ができるのでそんなに日常に影響を及ぼさない感じです。
なにはともあれ今ランキング内は激戦中です。
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レースレポート。(決勝日その一)

予選は15位で通過できましたが、決勝ポイント獲得に向けて不安が何一つ無いという訳ではありませんでした。

まず、レースですから相手の出方次第という事もあります、今回はタイム差も物凄く少ないので周りの面子を見ながら作戦を立てる必要があります、その中で少し気になったのがヤマハ勢の予選順位が思ったより悪いという事が気になりました。
正直ラップタイムそのものにはある程度自信があり、前がクリアでベストタイム周回出来ればポイントは確実に獲れると思っていました。
がしかし、ヤマハのYZF−R6はストレートが非常に速いので、スタート直後の2〜3コーナ間、4〜5コーナー間の2本のストレートで簡単に抜かれちゃうんです。
毎年、そこで気持ちよく抜かれてしまいます(汗)
そして今回、混戦の中で一度も走っていなかった事もあり、誰がどのような動きをするのか分からない状態でした。
まあ、それはスタート直後の自分の走るポジションからどうにでもなる問題でスタートクラッチミートに集中して少し前を走る事が出来ればいいのであるのですがね。

ブレーキングそしてここからはバイク話でマシン的に少し変わった状態にしていました。
実は今回の決勝はフロントタイヤを予選2回目で転倒したユーズド(中古)で行こうという事にしていたんです。
まあ、中古と言っても予選3周しか走っていないタイヤで髭も残っていましたし、新しいBT−003はフロントタイヤの持ちがリアに比べてかなりいい(逆を言えばリアが2倍摩耗する)という事で何の問題もないと判断したのではありますが、フロントユーズドとリア新品タイヤの組み合わせを一度もしていなかった事が少し不安でした。
あと、新品時に少しチャタリングが激しく出てしまう傾向があったので開き直ってこれもいい作戦かなと思っていたんです。
どちらにしてもぶっつけ本番に間違いはなかったのですが、、、

後ろそれは結局朝ウォームアップで試せない部分でもありましたが、「まあ何とかなるでしょう」と言ういつもの乗りではありましたがね。

そんなかんなで朝のウォームアップは予選順位で終えました、しかしかなりここにきて不安な要素もありました。
ここでもフロントのフィーリングが何となく嫌な感じがしていましたし頑張った割にはタイムが出なかった事もありました。
あと、もう一つ分かった事、やっぱり僕はなかなかパッシングが出来ないという事です、やはりここ茂木はストレートをつなぎ合わせているレイアウトなので直線が速いとそれだけで圧倒的に有利です。
僕は恐らく自分のラップタイムがコンマ5秒早くてもよっぽどのことが無い限り抜けそうに無いです。その部分はST600のレースの醍醐味でもありますが、、、やっぱりスタートはかなり重要です。

江頭キャップ江頭キャップ2とはいえ、まあ、何事も無ければポイント獲得という状態の中で程よい緊張の中準備していました。
そして、決勝に向けて妹夫婦や後輩、個人スポンサー様である方々も応援に来て下さって、声援を頂き本当に勇気付けられました。
で、今回は一つ考えていた事もありまして、それはあの先の江頭2:50さんから頂いたPPPキャップをグリッドでかぶる!という事がやりたかったんです(笑)
せっかく本人に頂いた物ですからしまっておいてもしょうがないですからね。

この写真を「江頭2:50分のPPPするぞ」の編集部にメールで送ろうと思いますしかしなんだこの僕の笑顔は、、、(笑)

グリッド上でわたくしごときにチアホーンがなってくれた事も感動しましたが、ここで本当に強く思っていた事は「昨年のシーズン終了から色々とあった中でも色々な人、企業様のご支援でやっとここまで来れた」という気持ちが強く、グリッド上で感無量になっていました。
後はポイントを取るのみ!!と気合を入れなおして1周回るためにグリッドを離れました。
そして、今回、一つ考えている事がありました。
恐らく、後ろのヤマハのライダーは2〜3コーナー後のストレートで僕を簡単に抜いて来るだろうと考えそれをかぶせる為に、2速で入る3コーナを限界でどこまで突っ込めるかを試す必要があると考えていました。

そんなのは他の時にやればという意見もありますが、スタート位置から出発して混戦の中ではそんなにベストラインで走れない中でスピードがMAXでは無いので案外と同じ状況が無いんです。
茂木はピットアウト時にはよっぽど後ろを気にしていないと追突されてしまいかねないレイアウトになっていますから案外と試せないのです。

フロントタイヤもユーズドで一皮むけているし、試すのはここしかないと思い前がいないアウトで思いっきりブレーキをかけたのですが、、、止まらない、、、寝かせられない事もないのですが、リアタイヤが新品という事もあり無理せずに少しグラベルに出ました、、、
ウオームアップ3コーナーでコースアウトという大失敗をしてしまいました。
(しかし、こうしてしっかりと家にいる事が出来るからこんな風に動画を編集できるってものです)

あとから聞いたのですが本家この様子、サーキットテレビにも映っていたようで、「ケイヒンコハラレーシング」内でも失笑をかっていたとか、、、まあ、とりあえず誰にも迷惑をかけないで良かったです。
でも、、、そこで分ったこと3コーナでの無茶な突っ込み合戦は出来ないと判断しました。(毎年誰かが転んでいますからね)

その2へ続く。
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184b4c25.jpg今日1日喉が痛くて頭が痛くてほとんど喋っていません(笑)
昨日の夜、咳をしすぎて唾に血が混じっている状態です、、、泣けてきますね、軟弱者です。
とはいえ、ブログも書きたいしやらなくてはいけない事もあるので、喉にタオルを巻いてPCに向かっています。
ヒーターを付けているので阿国が僕の部屋に来るのですが、年寄りの阿国に風邪をうつしたら大変です、部屋には入れません(笑)
とにかく普通に戻りたい、、、

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予選日レースレポート。

今回レース全体を振り返ってみると、今年は一番苦手と思っていた中での準備不足の中、開幕戦で予選15位、決勝16位ですから冷静に見て今年はチャンスの年だと言えます。
そんな中でも予選15位というのは自分の中で現状では良かったと思います。
しかし、その15位という予選順位を活かす事が出来ずに決勝で数台に抜かれて16位という結果に関しては自分自身がっかりしましたし、これこそが今年の課題という事に挙げられると思います。

正直なところ、実際に他と見比べてもシーズンイン時にはトラブル転倒もあり前向きな内容が少なかった事もありますので、これには自分でも驚いています、まあ、あえて言うならタイヤが変わったことしょうかね。

コーナータイヤにというのはライダーのスタイルに合う合わないという事が物凄く多く出ますからね。
まあ、僕にとってはBT−003は気持ち良く乗れているので自分に合うタイヤという事が言えると思います。
とにかく自信を持ってコーナーに突っ込んで行けます、とはいっても自信つき過ぎてオーバースピードで突っ込んで転んじゃうという事もありますがね(笑)

まあ、色々とある中でも自分自身前向きな材料を考えてみました。
まず、今回岩崎さんの御好意により、宿泊がサーキット敷地内のサーキットホテルという事で移動時間も無く非常に快適なレースウィークを過ごしていました。
ま、眠りが深いと目覚めもいいという事で毎日6時にはきっかり目覚めていましたね。
これは重要な事です、寝る場所を間違えたり下手すると走行直前まで眠い事もありますからね(笑)それは前向きな材料でした。

あと、今回僕はレース通してラップタイムが良かった要因が2つあると思います。

 ブレーキング実は、前日ART走行にニュータイヤBT−003を2セット試している事もあり、大体新品タイヤの感触は掴んでおりました、おかげさまでコーナー飛び込みのブレーキングポイントも明確に体に染み込ませいました。実はタイヤ今回、BSさんの方で新品を出せる本数制限があったのですが、前回鈴鹿でニュータイヤを入れる前に転倒している事があり、在庫を持っていたので余計目にニュータイヤで走れました、これはラッキーでした(笑)
やはり、レース直前に中古タイヤでいくら走り込んでマシンを詰めてもフィーリングや、サスペンションのセッティングが全く違いますからね。
なんとしても開幕戦で勢いを付けたいと考えた上でここは予算的にも十分で無い中でも無理しました。

そして、これは最高の前向きポイントです

レース時にはガレージは違えど、同じ小原さんの下でレースをしている高橋こうき君とデータロガーで何処が速いか遅いかという事が共有できるという事が物凄いメリットです。
実際、今まで自分では分からなかった遅いポイントがこうき君と比べると如実に判明しリスクなく午後にタイムアップ出来ましたからね。
正直、いまだかつてチームメイトがいるこのような経験をした事がありません、当然僕はこうき君を意識はしますしタイムも気になります。(まあ、、向こうは僕なんか相手にして無いと思いますがね)
同じレースを走るライバルとは言えお互い目標はもっと上にありますから、協力していきます!今はまだまだ教えてもらう事が多いけれど、お互いメリットがあればこれは大きな武器ですし、ハルクプロ軍団という成功例もありますし、目指すはそこ以上です!
やっぱり意識し合うという事はお互いを高める効果があると思います。。

この2点自分にとってかなり前向きポイントです。
これらを踏まえて予選に挑みました。

4月5日予選日
予選1回目予選日から今回地元テレビ局の方々がきて撮影して下さるという事でして、朝7時から挨拶を終えて何となく変な緊張感の中予選を迎えました。
しかし、案外とヘルメットをかぶると全然関係無いものでしたね(笑)
そんな中でもあれよあれよで自己ベスト無理なくクリアして13位という今まで無い順位で1回目を終えました。
しかもトップとの差が1秒半という事で、タイム的感触的にも自分にも余裕があったのでもしかして、、、これは、、と思っていました。
その中でも予選を終えてリザルトを見ると、黒川さんが1位、清水さんが7位、苅田さんが14位とピレリ勢が大変な活躍をしています。
開幕戦には波乱が起きるものです、これは荒れるぞと思っていましたが、、まさかその後自分が、、、(笑)

1回目と2回目の間のインターバルでもまた自分の遅い場所等をロガーで確認でき、セッティングを冷静に変える事も出来ましたしこれは前向きでした。
ロガーがあると根性論は通用しません。「あそこの区間をスピード乗せられないの??」とか「あそこでコンマ数秒レブらせるならファイナルを少しロングにしよう」とか、リスクを負わずにタイムアップ出来る方法を見出せます。

しかし、ふと、落ち着いて考えると「ポイントを取れればいいな」と挑んだレースでいつの間にかポイント圏内に常に位置しているという事実に驚きます。
しかし、人間欲が出てくるものです、ここまできた以上それ以上!もしかしてシングル!というなんというか欲が湧いてきていました。

予選2回目で、迎えた予選2回目はユーズドタイヤコースインし2回目に向けて施したセッティングの是非を確認してピットイン、、、残り15分でニュータイヤに交換してタイムアタックです。

ダルさん達の素早いタイヤ交換ですぐにコースインしたのですが、コースインするとなかなかクリアラップが取れない、ここまで来たら速いライダーの後ろで差を詰めてタイムを出してやる!という感じで暫定ポールの黒川さんに抜かれたのを「これはチャンス」と思い追いかけモード全開で走りました。

そしたらいきなりのアタックで無理したものですからラインを何度も何度も外れててんやわんやになっていました、前も少し離れて、、「これは完璧に失敗ラップだな」と思いつつもタイムを見ると、、、2周目で58秒フラットが出ていました、、、

それを見た僕は、残り4分でこれは行ける!と俄然気合いが入り走りました、突っ込みも冷静にかなり突っ込んでたしアクセルもかなり開けていました、そしたらおかしなことに前が確実に近づいてい来たんです、「これは!この周をこのままでまとめられたらとんでもない順位で予選を終えられる、、、」と思って走っていました、今考えるとそんなこと考えている時点で走りに集中していなかったかも知れませんが(笑)

そしてV字コーナー前でペースダウンする車両が1台見えてあ〜このマシンがヘアピンで絡むとタイムロスだ、、、と思い何がなんでも綺麗に抜く!と思いハンドルに少しイン側に切った途端、、、





転んだ瞬間はあ〜転んじゃった〜と思ったのですがふとオフィシャルに誘導されてコースサイドで我に帰るとアンダーカウルのスポンサーさんの名前が削れてる〜〜〜〜という事が見えて物凄いショックでした。(皆に散々言われていた事だったんですが)
本当に申し訳ありません

そして、ダルさん、堀川君にも迷惑をかけました、が不幸中の幸いでマシンもそんなに壊れていませんでした、と言いたいところですが、今年から付ける事が義務付けになったカーボンのケースカバー、あれがあっけなく穴空いちゃってました、高いパーツなのに1回転倒で終了とは、、、(泣)

 予選総合この転倒、確かに駄目駄目ですが怪我もなく、無事予選総合15位で終える事が出来た事、そして予選タイム以上にペースアップが可能だという事、これが物凄く自信になり前向きに予選を終え決勝日に向けて気持ち良く寝る事が出来ました。
転んだ後なのですがこんなに希望を持って予選を終える事が出来る事も少ないです。

しかし、他を見ると黒川さんがポールを取り清水直樹さんが予選4位、これはとんでもない事です、そして江紀君は12位。
僕は予選順位15位でも素直に喜べないです。
身近に意識する人が上位を走るとやっぱり自分自身を高めようとする力が出ます。

ダルさん達にマシンも完璧に直していただきましたし、グラベルで削れたステッカーも新しいステッカーに貼りなおしましたし、決勝に向けて転倒の影響を残さないで迎える事が出来ました。

明日目覚めた時に元気になっているように祈りながら寝ます。
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