12今日も暑かったですね、家のばあ様も昼から汗だくになりながらずっと庭の草むしり、、
「除草剤を使えば?」と言っても「阿国が歩くから使えない」と永遠に生えてくる草をむしっています。
とは言っても、先の調子悪くした一件以降外に出なくなってしまった阿国ですが、、
毎日外に行きたそうに網戸から外を見ています。

ガソリンもここまで高くなるんですね、家計を直撃と言いますが、イメージから財布の中身からレース界を直撃しているような気がします、原油バブルがはじけたという人もいますが、燃料の値段はそんなに落ちないでしょうしね。
でもこうなってもレースを続けていきたいと思っています、どうしようか、、、

1098Rつい先日、月曜日、仕事の事と八耐の報告と含めて富山のお得意様に行ってきました、そこでドカティの素晴らしさを熱く話をしてきたら昨日メールが、、、「しんたろうとしゃべって決心ついた!1098Rを購入したよ納車は8月7日!」との事、、値段は470万円!!、、、とんでもないものをお勧めしてしまった(笑)

責任重大ですねww

僕が熱く語った内容、、、
それは、今回鈴鹿8耐の僕にとって、ハイライトと言っていい走行第3ライダー予選2回目の話、今、考えるだけでも興奮します。
人気blogランキングへ

先に書いたように、マシンの状況も恐らく僕のセッションの時が一番良い状態の上、タイムが一番出やすい路面コンデションの中、なぜか出番が回って来て一瞬戸惑いましたが
「やるぞ!」という気持ちが満載でした。

そして、戸田さんに教えていただいたこと、そしてオンボード動画でチエックした内容全てを脳みそに詰め込んで走りだしました。

作戦としては、最初に戸田さんが使用した中古タイヤで走りだし、数周で体を慣らしピットで柔らかめのタイヤを入れてアタックする、という作戦です。
ですので、30分の時間いっぱい使います。

前日に初めて乗った時には「お〜これがドカティか!」という感覚もなぜかもう既に無く、初ライドの時に出だしでエンストこいた乾式クラッチにも慣れてましたし、あれだけ気を使って乗っていた逆シフトの出だしも脳みそに刷り込まれたのか、最初の一速をかき上げるのをミスりませんでした(笑)

1コーナー2コーナーを回り、ダンロップコーナーでレコードラインを走りアクセルを開けて行くんですが、先の走行と違い思いっきり気を入れてサスペンションを沈めてタイヤを潰して走ることで、先のイメージと全然違う乗り物になっていきます。

いくら本調子でないとは言え、やはりスーパーバイクチャンピオンマシンです、先のペースではバイクの上っ面しか分からなかったみたいで、ダンロップコーナも最初はアクセルが開けきれなかったんですがグイグイとインに向きが変わるんです。
それはどこのコーナでも同じで、リアタイヤを落ち着かせてバイクの中心を意識して寝かしこんだらメチャメチャ曲がります。

「お!?これは!」

という嬉しい驚きもつかの間、その旋回性をタイムを繋げなければならないです!
いつも600でやっているようなコーナー進入ギリギリまで突っ込む走りを止めて、進入で無理しない速度で入って早く曲げて早くバイクを起こし、アクセルをワイドに開けるという乗り方にしようと決めて走り出しました。

で1周回って行くとS字コーナーも曲がりすぎてイン付きが早くなってしまい、気持ち悪いくらい曲がります。

その部分でメチャメチャ戸惑って走っていました。
「やっぱりこれは一筋縄では行かないバイクだ、、どうしよう、、」

走りながら色々と考えます、初めて今回スリックを使用したので、今のこの中古タイヤのグリップレベルがどの程度であってアタックするタイヤはどれくらい食いつくか分かりません、ですから早いうちにアタックするタイヤに替えて新品のグリップを活かしてガツンとアクセルを開けてタイムを出すという鉄板作戦ではなく、慣れて慣れてスムーズに走ってタイムを出す作戦の方が多少グリップ落ちていても結果的にいいタイムが刻めるんではないか!?という事で少し早めにピットに帰りタイヤ交換をお願いしました。

その時点でのタイムは全然でしたので、みんながっかりしてるだろうな、、、

と思いながらも、ピットに入ると、レースさながら力いっぱいのスピードでタイヤを交換してくれます!そりゃ、HRCやヨシムラの15秒には叶わないですが、僕にとっては本当に一瞬でした!僕がいつも600で同じようなことをする時にはドリンクを飲んで椅子に座り少し走りを考える時間もあるんですが、今回は「あれ!?もう!?」という位のスピードでした。

耐久って凄いな、、、(笑)

で少し水を飲んで考えてピットを出るんですが、その1〜2分の間に辺りが一気に暗くなっていて、先ほどまでめっちゃ明るいピットの中にいたので、目がチカチカしてた上スモークシールドのヘルメットで走ると、ほとんど前が見えません!

ピットアウトしてもあれ〜!?って感じでした(笑)

そうこうしていてもタイヤの一番おいしい部分は5周目までと言われていたので、新品の感触を確かめます、で、シケインで思いっきり突っ込んでみると、ん、ん!?

ラインを思いっきり外します(笑)

思い出します、僕が使用したピレリタイヤはBSに比べて全体的に柔らかくて、大きな荷重を掛けると潰れすぎるみたいと言われてました、ですので普段の進入は全く出来ないと判断、マシンを早く曲げて早く起こして早くアクセルを開ける走り方がいいなと思いつつシケインを切り返してアクセルを開けて行くんですが、、ここでも驚き!
全く滑らない、、、危うくイン側のゼブラに突入する所でしたww

そんなかんなで新品の強烈なグリップを使いきれないまま一周走るのですが、わちゃわちゃで逆にタイムを落としかねない感触でした。
「もうこうなったら慣れるしか無い!」という事で開き直って走りました。

いつものように「タイム出さなきゃ!」と強く思うと力んでしまいます。
そんな中でもドカティの良い部分を引き出すために「力むな俺!」と思いながら色々と試して走っていました。

そんな中途中、国産4気筒のマシンに抜かれるんですが、前日、最初に感じたような差は無くなっていて、所々自分の有利な場面が垣間見えて来ます、とはいってもストレートでは完璧に星になりますが(笑)

確実に感じるのは、アクセルをワイドオープンするタイミングは自分達のドカティ999の方が確実に早いという事、僕もまだまだコーナースピード遅いですが、それ以上にリアタイヤにトルクを駆けてもマシンはグイグイ前に進んでくれます。
スプーンもどんな早いライダーに抜かれても、一瞬差が詰る瞬間があるんです(笑)

ライダーあと、戸田さんにも教えて貰っていたようにS字区間のスピードもいいような気がします。
これは最後まで「よしきた!」というスピードとラインが取れませんでしたが、「ラスト数周は良かったよ」と戸田さんにも褒めて頂きました、この部分はラベレッツア999の最大の強みかもしれません。

で、アタックをしながら、徐々にスピードを上げながら学習を続けるんですが何となく掴んできました、口で詳しくは言えないのですが、「進入で無理をするとそのコーナー全部をパーにしてしまう事」「S字コーナーで強力な旋回性を出ている時には腰骨、体幹に程よく力が入っている」という事、何となく掴めて来きました。


疲れたタイヤそして、暗い中、残り4分再度アタックします。
ですが、もう正直、タイヤはズルズルになってマシンは不安定な部分を見せるのですが、諦めない!という気持ちでアクセルを開けます。
ほんの25分前まで戸惑って走っていたバイクですが、その時はもうスライドする感覚も掴んで分かっていましたし、10年以上頑なに正シフトを貫いていたのに逆チェンジで一度もミスをしないでいたりしましたり、あれだけ気にしていたシフトダウンも何となくスムーズにできているような、、、

自分の中でも、なんだろうかこの集中力の途切れなさに不思議な感じを持ちました。


結論から言うと、結局予選通過タイムは出ませんでした、、、

ラストラップに18秒台は出るかな、、という感覚はあったんですがスプーン進入で交された際にラインが外れスピードを殺してしまいタイム更新ならず、、、

ピットでもみんな複雑な顔見せながらも「良くやった」と言ってくださいます。

言い訳はするつもりありません、僕が遅かっただけですから、
でも僕自身今回の走行では集中してたので転倒しそうになった瞬間も無かったです。
今ある自分の引き出しで出せることは出来たかな、、、と思います。

出し切った感と、敗北感、、


しかし、やっぱり結果は結果、予選敗退は悔しいですし、8時間耐久の出来ないのは本当に辛かった。

汗も止まらないし、、

実は、その後、予選を敗退しているのを分かっているにも関わらず、ナイトセッションも走らさせて頂きました、、、

初めてのナイトセッション、本来ならゴールするライダーのみ走るセッション、、、

薄暗い中、皆テールランプが点灯しています、ただ「物凄く綺麗だなー」と思いながら、ワークスマシン、ヨシムラ、モリワキ、有力チームに抜かれて義務周回を重ねます。
噴き出た汗が目に染みるのか、涙なのか、目がしょぼしょぼしてましたが(笑)

あの美しい光景も二度と忘れられない経験でした。

その後、宿に帰れる人たちでお食事をしたんですがこれまた、僕の人生の中で一番お酒を飲んだんではないでしょうか、帰りの車、真剣に宿までワープしたんでは無いかと思いました(笑)
その後、監督や、皆で畳の大部屋で焼酎を飲んでましたが、正直これまた初体験!焼酎が美味しく感じたんです、、あれだけ酒が美味しくなく苦手だったのに楽しく飲めましたww

不思議です、、

本当に今回の経験、出会い、神様に感謝する事がいっぱいです。


8耐僕の体験した鈴鹿8耐参加はここまで、、
レースはスペシャルステージもあり、本番まで見たんですが、いつもの観客の感じは全くありません、悔しいというかこのステージを来年こそは!と思うだけでした。

ネガティブな感じはありません、悔しいから頑張る!そして前に進むだけですから!
あと、今回自分では最後の予選セッションで感じた集中力に正直驚きました。
短い走行時間でベストの結果をだすにはこういう感触なんだな、、という事を感じたような気がします。
全日本後半戦、テストは来週頭からスポーツランドSUGOで始まります。
後半戦に向けて今の所、ハッキリ言って予算はありませんしテストもそれがラストで満足に出来ませんが、今回の集中力を出すことができれば、レースで前半戦以上の成績を残すことも可能だと思います。

そして、、、来年の8耐にもまたチャンスを頂けるならば、その時にはグレートなライダーになっていたいと思います。

集合写真しかし、つくづく自分には出会いの運があると思います。
ラベレッツアスピードの方々とは最高の出会いでした。

感謝します!




明日からまた移動で、ブログ更新が満足に出来ないかも知れませんがまたクリックお願いします!
ランキング